1584年、エペルネより3km東に位置する、アイ村にワインメーカーとして創業された、地方最古のメゾン
当時は、シャンパーニュ地方が、まだ赤ワインの産地として栄えていた時代である
200年以上ワイン造りを続けてきたゴッセのシャンパーニュには、今でもワインを彷彿させるきらいがある
できればメゾンの今を伝えたいと思っているが、こちらに関しては、2年ほど前に亡くなった醸造家“ジャン・ピエール・マレネ”氏のお話をさせていただきたい
彼は30年にわたり、ゴッセの味を守り続けただけでなく、300ものぶどう畑の特徴と、契約農家さんの顔を覚えていたそうだ
今から3年ほど前、日本でインポーターが変わった際に来日し、彼が行う最初で最後のセミナーを行ってくれた。その時、人生で一度もパスポートを取得したことがない、それどころか地方を一度も出たことがない、とのお話には驚いた
内向的で、生粋の職人肌で、一度話すとなかなか止まらない・・・
マレネさんに会うことはもうできないが、ゴッセを通して、大人しい一面と、その奥に隠された、彼のたくさんのメッセージを感じていただけるだろう
取り扱いインポーター:テラヴェール㈱/03-3568-2415
Gosset/ゴッセ
住所:12 Rue Godart Roger 51200 Epernay
Tel:03 26 56 99 54
訪問:不可