ビオディナミの世界において、伝説的な醸造家となったエルヴェ・ジェスタン氏
シャンパーニュの名門「デュヴァル・ルロワ」で、20年以上醸造責任者を務めた後、2011年、キュミエール村にある18世紀からの歴史的建造物と畑を購入し、共同組合としての活動をスタートさせた
彼のシャンパーニュ造りは、惑星のエネルギーを吸収し、ぶどうやワインの語り掛けに応じながら、行われていくそうだ
上手い説明は難しいが、通常、畑から発せられるエネルギー指数は、1000程らしいのだが、エルヴェ・ジェスタンの畑からは、その30倍の30,000指数を指すという
自らの名を冠した“シャンパーニュ・ジェスタン”のファースト・ヴィンテージ2006は、わずか2600本の生産となった
今回、現地で試飲する機会に恵まれたが、日本でもジェスタンや、アンボネイ村のメゾン、“マルゲ”からリリースされる(中身はジェスタンと同一)“サピエンス”は、どちらもいただく機会があった
ただ、それらはいつも表情が違っていた
お酒を飲むとき、自分のコンディションによって、味の感じ方が違うことはあるが、ジェスタンは、そのコンディション(飲み手のエネルギー)に、さらに敏感に反応するような印象を受ける
もし飲む機会があれば、ジェスタンに関しては、“シャンパーニュの飲み頃”ではなく、“自らのコンディション”を見極めて、ぜひ試してみていただきたい
取り扱いインポーター:㈱ラシーヌ/03-5366-3931
公式HPはこちら http://champagnejestin.com/